アトマイザーレビュー GASMODS G.R.1

お久しぶりです。一か月空いていないのでサボってはいないと思います。
今回は写真が20枚程度ありますし長いので覚悟が必要かもしれません。まだ買ってない方は物欲との勝負です。
新製品のレビューはとっても久しぶりなのでハイテンションなのです。

最初見た時を思い出すと、個人的な新年会が終わって朝6時に自宅へ帰った時に眠気に苦しみながらソファーで携帯をいじっていたら、海外のFBグループでプレオーダーを取ってまして、その時にupされていた一枚の写真でしたが、眠気が覚める程度には衝撃のデッキを持っているドリッパーでした。
リサーチしようにもその時点では公式ページにはNIXON V1.5しかなく、急いでGASMODSのFBページ探してフォローした記憶がうっすらとあります。しかしながら2・3枚程度の写真しかありませんでしたが中華マスプロダクトとは思えない大変素晴らしい写真があったわけです。

そのまま買うぜ買うぜと思っていたのですが、2/2にTwitterだけではなくリアルでも最近よく絡みがちなVapeshopHookahsさんの店員さん、たぁくんから「入ったで」との連絡を受けてそのまま実店舗まで走って買いに行きました。私の家からチャリで10分の場所にあるわけですから多分私は比較的手に入れたのは早い方だと思います・・・。ちなみにHookahsさんが福岡のVAPE SHOPで最も早く入荷していました。

GASMODS G.R.1 アトマイザーのレビューです。

買いましたので提供元はありません。


製品仕様(コピペ)
・全経:22mm
・高さ:21mm(ドリップチップ含む)
・エアフローサイズ:2hole(2mm×2),BIGhole(2mm*5mm)
・付属品:ノーマルコンタクトピン・スペアオーリング・スペアイモネジ・エアフローパーツ

ドリチを含めても21mmしか高さの無いとても背の低いドリッパーです。

トップキャップとドリチの素材はPOMです。メタルが良かったと言われそうですが何気にPOMでは無いといけないレベルにプラスに働いています。
磨きニストの方の楽しみを一つ奪ってしまいそうですが、金属素材だとキャップ自体に熱を持ってしまうのでこの高さですとおそらく全く吸えないかと思います。そういう意味でPOMのチョイスなのだろうと納得しました。ちなみにキャップはカッチリと閉まりまして、普段通りに使っていてキャップがすぐ外れる、何て事は今のところリキッドが付いた状態であっても起こっていません。精度が高いんです。

付属品の確認です。

開けると箱の収納がなんか笑っちゃうくらいに丁寧な加工をしていて、ちょっと驚きました。気遣いの違いなのかもしれませんがとあるアトマを買った時にフィルムケースみたいなやつに乱雑に入ってたなぁとか考えたりして比べちゃいますよね。何とは言いませんが・・・

初期状態はBFピンが取り付けられています。付属品の中に一番興味があったエアフローパーツ、ノーマルピンが入っていました。

エアフローパーツはアルミニウム製との事で、POM等でよくあるコイルぶつかって溶けちゃった的な事は無いのかもしれません。
と言っても当たらないように慎重にビルドすることが一番大切なのではありますが・・・

そしてこれが私が衝撃を受けたデッキです。

コイルに絶対エアー当てるマンどう考えても前提としてまず不味いわけがない確信が持てました。
ビルド自体もNIXONをお持ちの方であればほぼ同じ固定方法ですので、おそらく全く困らないかと思います。
デッキ自体にコイルジグを置く溝が切っています。これが中々有効に働いてくれたので後述します。

付属のL型レンチでビルド用のイモネジ、BFピンの換装が可能でしたがマイナスドライバーは付属していませんでしたので、ノーマルピンで使いたい場合は精密ドライバーのマイナスが必要になります。BF運用が前提であればもちろん必要ありません。インシュレーターがピンについていますので忘れずに付け替えて取付しましょう。

私はBF運用を行わない為、ノーマルピンで使用をしております。ジュースウェル自体が深くて何気にそこまで困っていません。そしてジュールウェルはエアフローよりも下にほぼ強引な設計にも見えるエアフローパーツで1ml程度入れたところで漏れませんでした。

エアフローパーツの付け替えは若干手間がかかります。ビルドをした状態ではまず不可能、無い状態でもセラミックピンセットを使ってはめ込むわけですが、大丈夫か?というくらいゆるいんですが振っても動かないので大丈夫なんです。
で、外した方はこのやり方しか出来ませんでした。

レンチを突っ込むっていう。

この状態でとりあえずキャップをはめて吸ってみたところ驚く程エアフローに抵抗が無かったので2ホールにすぐ戻しました。

Twitterにて単線とクラプトンどちらが良いかのアンケートを取らせてもらったところ単線派が多かったので、普通のKA24Gを普通にマイクロ6RAPして普通のコットンを突っ込むビルドを行いました。

ここでドライバーを置きながらビルドを行ったわけです。思っていたより便利でした。


ビルドが酷すぎて目も当てれませんが一応この後形は整えています・・・。

そしてエアフローパーツとのコイルの位置がどうなるか、わかりやすい画像をお見せしたかったので頑張って撮影しました。

ジグを溝にはめて置いた時点でまずエアフローからコイルへの距離が1mm程度しかそもそもありません。普通にポジションの設定をしてくれる深さでした。
こういった特性はボトムフローの特性だと私は思っています。
サイドフローではエアフローからコイルまでの距離が一定の間隔は必ず離れます。そもそも1mm以下の近さで組むためにはコイルをだ円形にする必要があるわけです。

ボトムフローは単にエアフローへとコイルを下にギリギリまで目方で下げれば良いわけですから、immoやAmerPointのNectar辺りは多分所有者の方の大半が結構ギリなセッティングを行っているんじゃないかと思います。それが絶対にコイルにエアー当てるマンです

つまりG.R.1のエアフローパーツはサイドフローでありながらボトムフローのフレーバーを出してくれるアトマイザーだと感じました。

去年東京に行った時に某MKvapeの人が笑顔でうまいうまい言ってたので触発されて最近ハマってしまったScrewBaccoを吸ってみます。


私カメラで液晶画面が綺麗に映る方法を知らなかったりするので知っている方は教えていただけると助かります・・・。
温度管理無しの30W設定、抵抗値は0.55Ωです。

まず、このアトマイザーは衝撃的に美味しいです。
ドローは2ホールの物を使用してもある程度というか結構軽めな部類に入るかと思いますが、個人的にはラングヒットでたまたまかもしれませんが心地よい程度な軽めのドローでしたので受け入れました。
トップキャップのエアフローを1mm残しくらいまで閉めてもデュアルでのエアフロー以外の選択が出来ませんのでそれなりに軽めではあります。
フレーバーの輪郭がハッキリと出ます。そして私の舌の調子が狂っていた良かった為、普段楽だからという理由でHadalyを使用しているのですがとりあえず越えました。これで出ない味も出てくれます。
高いワッテージと言ってもメカニカルで出せる程度の4.0V程度しか出力していないのでフレーバーが飛んだ感覚はそこまではありませんが、これで試しにNakedを吸ってみたんですが凄く濃い目にミストが出るのでNakedってこんなに味したかなぁ・・・程度に感覚が麻痺してしまいそうなレベルでした。
W数を22W程度まで下げてみてもポテンシャルが高いからか普通に美味しいアトマイザーでした。ビックリ。

単線でここまで美味しい中国マスプロ製品を私は今のところ知りません。色々と同価格帯は試しているのですが大体の物はクラプトン頼りなところがあったというのが正直な意見です・・・。

私はあまり爆煙ビルドをしないので輪っかを上手く作れないのですが、たやすく輪っかが出来たのである意味これもミストの密度が高い証拠でもあるのかななんて思ったりしました。

弱点はやっぱりミストが熱い事でした。しかし上記した通りのPOM製なドリチとキャップ自体は当たり前ですが熱くなりません。
多少慣れが必要なくらいには熱くなります。一日ずっとこれだけの生活を送ってみましたが1時間後には慣れていたので人間は上手に成長するように出来ているんだなぁと思います。

味、価格、どちらを考えても現時点で最高クラスの中国マスプロなアトマイザーだと思います。

見た目の好みもあるかと思いますが、味がどうなんだろうと思っている方はその心配は一切いらないと思いますよ!間違いなく美味しいアトマイザーです。

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